Bリーグは2026-27シーズンより、大きく構造を変更します。
トップリーグはB.LEAGUE PREMIERとして26チームの参加が決定しています。
2025-26シーズンは、Bリーグ最後のシーズンと言うことでどのような開催形態になるか確認しておきましょう。
2025-26シーズンB1参加チーム

2025-26シーズンB1参加チームは、前年B2上位2チームのアルティーリ千葉、富山グラウジーズの2チームが追加され26チームとなりました。
2024-25シーズンは24チーム、3地区制(東地区、中地区、西地区)でしたが、2チーム増えて2地区制(東地区、西地区)となります。
全参加チームは以下の通り。
東地区 | 西地区 |
---|---|
レバンガ北海道 | 富山グラウジーズ |
仙台89ERS | 三遠ネオフェニックス |
秋田ノーザンハピネッツ | シーホース三河 |
茨城ロボッツ | ファイティングイーグルス名古屋 |
宇都宮ブレックス | 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ |
群馬クレインサンダーズ | 滋賀レイクス |
越谷アルファーズ | 京都ハンナリーズ |
アルティーリ千葉 | 大阪エヴェッサ |
千葉ジェッツ | 島根スサノオマジック |
アルバルク東京 | 広島ドラゴンフライズ |
サンロッカーズ渋谷 | 佐賀バルーナーズ |
川崎ブレイブサンダース | 長崎ヴェルカ |
横浜ビー・コルセアーズ | 琉球ゴールデンキングス |
Bリーグの試合数は60試合。
2024-25シーズンは3地区制で、各地区8チームでした。
同地区と4試合(7×4=28)、他地区と2試合(16×2=32)で合計60試合とどのチームも公平感のあるカーディングが採用されていました。
2025-26シーズンはどのようなカーディングとなったのでしょうか。
2025-26シーズンレギュレーション

2025-26シーズンB1のレギュレーションは以下のように発表されています。
自地区内では2回戦総当たり+任意に選ばれる4クラブとの2回戦の計32試合、他地区は2回戦総当たり+任意に選ばれる1クラブとの2回戦の28試合、計60試合が実施される。
https://www.bleague.jp/media_news/detail/id=533319
つまり・・・
- 全チームと2試合ずつ対戦(2試合×25チーム=50試合)
- 自地区の任意4チームと2試合(2試合×4チーム=8試合)
- 他地区の任意1チームと2試合(2試合×1チーム=2試合)
これで全60試合を行うんですね。
ちょっと公平感がないようにも思えます。
2地区制なのに、自地区のチームとは2試合、他地区のチームと2試合という構図が生まれる形になります。
1地区13チームという奇数の数字からこのいびつな試合数になったんでしょうかね・・・?
プレミア初年度も26チームが確定しているので、このレギュレーションになるのでしょうか。
2025-26シーズン 各チームの対戦カードを集計
2025/7/25に全試合の対戦カードが決定しましたので、集計してみました。

各チーム、4試合行うカードは以下の通り。

B2からの昇格チームがあったり、各チーム補強しており一概には言えないですが、
2024-25シーズンの実績から、CS出場チームと4試合対戦しないチームは以下の通り。
- 越谷アルファーズ
仙台、茨城、川崎、横浜、大阪 - 横浜ビー・コルセアーズ
茨城、越谷、A千葉、川崎、FE名古屋 - 大阪エベッサ
富山、京都、広島、佐賀、A千葉 - 島根スサノオマジック
FE名古屋、京都、広島、佐賀、A千葉
B2で最強を誇った、アルティーリ千葉がB1でどれほどの実力を発揮できるかがカギになる可能性があります。
越谷アルファーズが最も有利に働きそうではありますが、大阪29勝とCSを逃したチームの中では上位と言えるでしょう。
逆に、一番多くCS出場チームと4試合行うチームは佐賀バルーナーズ。
三河、島根、琉球、A東京と4試合対戦しなければなりません。
正直、これはキツそう…。結果を左右しかねないですね。
2024-25シーズンのチャンピオン宇都宮ブレックスと4試合対戦する西地区のチームは、
滋賀レイクス。
前シーズン最低勝率対最高勝率が4試合組まれます。がんばれ滋賀。
準優勝琉球ゴールデンキングスと4試合対戦する東地区のチームは、
川崎ブレイブサンダース。
川崎も前シーズン苦戦したチームです。がんばれ川崎。
中地区優勝の三遠ネオフェニックスは、2025-26シーズンは西地区になります。
4試合対戦する東地区のチームは仙台89ers。
仙台も前シーズン勝率2割弱。がんばれ仙台。
このレギュレーションだと公平に、とはいかないのはしょうがないですね。
きっと偉い人がよく考えて作ったのでしょう。
こうして分析すると有利・不利が見えてきて面白いですね。
ただ、予想したとおりにいかないのがスポーツの面白いところ。
予想をおおいに覆してもらいたいですね。
B.PREMIERはどうなる?
B.LEAGUE PREMIERは26チームの参加が決定しています。
対戦カードのレギュレーションはどうなるのでしょう?
もう少し公平感を出してほしいですね。
2025-26シーズンまでは、土日連戦が中心で、+αで平日開催となっています。
B.LEAGUE PREMIERでは以下のような開催になるとのこと。
露出拡大・アリーナ運営・選手コンディション・AWAY観戦のしやすさを鑑み、週末試合と平日試合をバランスよく開催。
以下のような開催方法も検討しているとのこと。

土日連戦が必須でなくなると、各チーム2試合、4試合という縛りがなくなりそうです。
全60試合ということも名言されていないので、ある程度調整は可能かもしれません。
東地区、西地区の2地区制にはなるようなので、以下のようなカーディングはどうでしょう。
- 自地区の12チームと3試合(12チーム×3試合=36試合)
- 他地区の13チームと2試合(13チーム×2試合=26試合)
全62試合と2試合増えますが、比較的公平感はあるのではないでしょうか。
また、プレーオフ(チャンピオンシップ)は現行の8チームから12チームくらいに増やしてほしいですね。
各地区の上位3チームと、それ以外の勝率上位4チームで10チーム。
それ以下の勝率上位4チームくらいで、プレイイントーナメントを実施して残りの2枠を決定。
とかどうですかね?
まとめ
2025-26シーズンのカーディングを集計・分析してみました。
各チームの対戦数が同じでなく、不公平感があり、有利・不利がありそうですが、そんな予想を覆すような熱い試合を期待します。
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