【経験談あり】バスケで足首を捻挫した時の正しい対処法とおすすめサポーター

バスケ情報

バスケットボールは、ジャンプやストップ、急な方向転換が多く、足首に大きな負担がかかるスポーツです。
そのため、捻挫などの怪我はつきもの。
私自身も何度も経験して、そのたびに悔しい思いをしてきました。

しかし、正しい対処法を知り、適切なサポーターを着用することで、怪我の重症化を防ぎ、スムーズにコートへ復帰することができます。
今回は、私自身の経験も踏まえ、捻挫した時の対処法と、おすすめのサポーター活用術をご紹介します。

バスケで起こりやすい捻挫について

バスケットボールは、激しい運動が伴うスポーツです。
急なダッシュやストップ、ジャンプからの着地、方向転換など、足首に大きな負担がかかる動きを繰り返します。
特に、相手との接触や不自然な体勢での着地は、捻挫を引き起こす大きな要因となります。

かくゆう私も、シュートの着地時に他のプレーヤーの足を踏むことにより足首を強く捻り、捻挫をした経験があります。

そう、スラムダンクの赤木が神奈川県予選の決勝リーグ、海南大附属戦で起こしたあの怪我と同じような状況です。



捻挫当日にはこのくらい腫れました。(右足)
骨には影響なく、靱帯も切断されておらず損傷という診断でした。
しばらく固定が必要な状態となりました。



数日後にはここまで腫れあがりました。
ほぼ足首ありません。さすがに焦りましたね。

でも大丈夫。
適切な対処をすれば必ず治ります!

捻挫をしてしまったときの対処法

ここで、足首を捻挫した直後の対処法について解説していきます。
捻挫した直後の対応が、その後の回復に大きく影響します。
まずはプレーを中断し、以下のRICE処置を速やかに行いましょう。

  • R:Rest (安静)
    すぐにプレーを止め、患部を動かさないようにします。
    無理に立ち上がったり歩いたりせず、ベンチなどで座って安静にしてください。
  • I:Ice (冷却)
    氷のうや保冷剤をタオルに包み、患部を15〜20分間冷やします。
    これにより、腫れや痛みを抑える効果があります。
    直接肌に当てると凍傷になるため、必ずタオルで包みましょう。
  • C:Compression (圧迫)
    包帯やテーピングで患部を適度に圧迫します。
    これも腫れを抑えるためですが、締め付けすぎると血行不良になるので、しびれや冷たさを感じたらすぐに緩めてください。
  • E:Elevation (挙上)
    クッションや椅子を使い、患部を心臓より高い位置に上げます。血液の流れを抑えることで、腫れを最小限に抑えられます。

応急処置が済んだら、その後は速やかに整形外科を受診しましょう。
捻挫の程度にもよりますが、しばらく固定することになるでしょう。

最近はよほど重症でない限り、取り外しできない固定具は少ないのではないかと思います。
固定具を幹部に装着し、包帯を巻いて固定するという形です。
これであれば取り外してシャワーを浴びることが可能です。

整形外科を受診すると、固定具を装着することになります。
これは個人的な感想になりますが、怪我直後は適度に冷やすことも大事です。
ときどき外して冷やすことにより、腫れや痛みを抑えることができます。

復帰に向けて!サポーターを味方につける

捻挫の急性期を過ぎ、痛みが落ち着いてきたら、練習再開に向けてサポーターの出番です。
不安定になった足首を補強し、再発を防ぐための重要なアイテムです。

今回は私が試着、購入したサポーターを紹介します。

  • ザムスト A2-DX
  • ザムスト A1
  • マクダビッド ファントム アンクルブレイス 5

ザムスト A2-DX

ザムストのサポーターの中でも最強のサポート力を誇るハードサポートモデルです。
プレートが内蔵されており、捻挫を強力に予防します。

今回怪我で私はこの商品を購入しました。
紹介する商品すべて試着しましたが、その中で最もホールド感がありました。
内側・外側の動きを共にサポートしてくれる感覚があります。
特に怪我の直後などにはこの商品が最も効果的でしょう。

強力なホールド感ゆえに、動きが制限されますので、認識したうえで使用する必要があります。
(動きを制限することがサポーターの目的ではありますが)

また、プレートが内蔵されていますので見た目がゴツイです。
装着したままシューズが入るかどうかが心配になりますが、大丈夫でした。

ちょっと値が張りますが、圧倒的なホールド感が欲しい方はこちらの商品がおススメです。

ザムスト A1

内反(内側)捻挫に特化したモデルです。
薄手で動きやすいのに、テーピングのようにしっかりと固定してくれます。

ザムストのサポーターでA2-DXの次に強力なサポーターです。
プレートがない分、固定をしつつ動きやすさや軽さを実現しています。

実際に試着してみましたが、装着していても違和感はなく動きやすそうでした。
A2-DXほどではないものの固定感はありました。
今回私はより強いホールド感を求めていたので、こちらの商品は見送りました。

マクダビッド ファントム アンクルブレイス 5

このサポーターは、マクダビッドの中でも「レベル3:ハードサポート」に分類される、固定力に特化したモデルです。
これだけの高いサポート力がありながら、装着感にも配慮されています。

実際に試着した感触は、ザムスト A1に近い感覚でした。
一定の固定感がありながら、動きやすそうなイメージです。
固定感はA2-DXに及ばず、今回私は見送りました。

その他のモデル

今回は強力に固定するモデルを中心に紹介しましたが、怪我の程度や回復の状況によって使い分ける必要があるためその他の商品も紹介します。

ザムスト FILMISTA ANKLE
素足に装着するタイプのサポーター。
薄くて軽く、固定もしてくれます。

ザムスト FA-1
適度な圧迫と固定感。
日常生活にも利用可能です。

マクダビッド ストラップ アンクルガード
レース(紐)でがっちり固定するタイプのサポーター。
固定力、フィット感に優れたモデルです。

マクダビッド ストラップ アンクルラップ
自然な装着感とフィット性を実現した商品。
フィット感を自在にコントロールできるモデルです。

サポーターを選ぶ際のポイント

サポーターを選ぶ際には以下の点を注意しましょう。

  • 左右の確認
    「右足用」「左足用」足の形状に合わせて作られているモデルがあるので間違えないよう注意しましょう。
    「左右兼用」もあります。
  • 装着感
    フィット感やどれだけ固定されるかは実際着けてみないとわからないので、買った後で後悔しないよう必ず試着をしましょう。

まとめ

捻挫からの復帰は、焦りが禁物です。
完治していない状態で無理をすると、再発してさらに長引くことになります。

捻挫した直後はRICE処置を徹底し、復帰後は自分に合ったサポーターで足首をしっかり保護する。この基本を守れば、バスケを長く、安全に楽しめます。

皆さんが怪我を乗り越え、またコートで思いっきりプレーできる日を願っています!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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