おすすめのバスケ本11選 ~スキル編②~

バスケ本

バスケットボールのスキルを上達するには色々な方法があります。

先生・コーチなどの指導者から教えてもらう方法。
仲間同士で技術を高めあう方法。

その中でも個々のスキルは自分自身で習得することは重要です。
そんな時に、本からスキルを学んではどうでしょうか。

バスケの技術本はたくさんありますが、特に個人スキルを高めることに特化した本を紹介していきます。
プレーヤーならずとも、指導者、観戦者すべての方におすすめです。

この本はこんな方におすすめ!
  • バスケスキルを高めてより高度なプレーをしたい
  • バスケスキルを伝えたい
  • バスケスキルを理解し観戦をより楽しみたい

中川直之シリーズ 

中川直之さんは元プロバスケットボール選手で、考えるバスケットの会を運営されています。
考えるバスケットの会では、バスケスキルに関する情報を発信しています。

スキル教材や、バスケスクール、オンラインコミュニティなどバスケに関する多彩な情報満載です。
活動の一環として行っている、YouTubeでの動画配信はバスケをかじったことある方は一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
YouTubeチャンネルはこちらです。

動画内でお手本として実施している中川さんの動きは必見です、凄すぎます。

その中川直之さんが出版されている本を紹介します。
どの本も、すべての項目にQRコードが付与されており、これがYouTube動画に連携され実際の動きをみて理解することができます。

本の構成としても写真中心で、文字の割合が少なめなので本を読むことが苦手な方におススメです。
YouTube動画を参照するとより詳しい解説を確認することができます。

実際の動きを見れるのでイメージがつきやすいというメリットがある一方で、スマホがないと文字情報が少なめなので物足りなさを感じてしまうかもしれません。

すぐに試合で使える! 点が取れる! 魔法のバスケレッスン

第1弾は、得点力アップにフォーカスした1冊。
バスケは得点をあげてナンボですよね。

得点力アップといってもシュートのことばかりを説明するのではなく、シュートの前には1on1、そのためにはドリブルテクニックが必要になります。
シュートに至るまでのプロセスとシュートのテクニックが紹介されています。 

後半にはディフェンステクニックも紹介されており、得点力だけでなく幅広いスキルが紹介されています。

考えるバスケットボール! 超自主練66

第2弾は、自主練にフォーカスした1冊。
チーム練習も大事ですが、自主練で個人スキルを上げていかないと試合で活躍できません。

ちょうどコロナでチーム練習ができない時期に出版されており、自主練の重要性が改めて再認識されました。
この先も何があるかわからないですし、チーム練習ができないときの練習方法として役立つことでしょう。

主に1人、もしくは2人でできる練習法が紹介されています。
体幹の鍛え方や、ハンドリング、ドリブル、シュート、ディフェンス
これらの自主練方法を本書で学ぶことができます。

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ドリブルで抜き去る! シュートを決める! バスケットボール魔法の1on1レッスン

第3弾は、1on1にフォーカスした内容になっています。
特にこの1on1については中川さんの知識が際立ちます。

1on1のムーブの種類から、シュートフィニッシュの方法。
1on1の仕掛け方から、ボールのもらい方。
1on1に関するテクニックが盛りだくさん。

動画を一緒に見ることでかなり理解が深まります。

考えるバスケットボール 次のプレーは?

第4弾は「考える」ことにフォーカスをあてて次のプレーを考える構成となっています。

サイズが小さくなって、白黒になりましたがクオリティは変わらず。
過去の作品同様に、QRコードで動画確認が前提です。
本だけでは伝わらないことが多いですね。

問題出題ページで状況の解説があり、次のプレーを考えてからページをめくることを勧めます
回答ページで自分のイメージと照らし合わせて、動画で確認。

特にピックアンドロールの動き方は、現代バスケでは必須の考え方となっているので、勉強になります。

考えるバスケットボール 試合で勝てるパス

バスケットボール関連の書籍としては他に類を見ない「パス」にスポットを当てた一冊。
中川さんとして5冊目の書籍になりますが、最も得意なプレーがパスだそうです。

シュートやパスに比べると地味に思われがちなパスですが、とても奥が深くて前後のプレーに関わる重要な要素であることがわかります。

基本的なパスのテクニックはもちろん
パスに込める意図や、シュートにつなげるためのパスについて解説があります。

さらに、パスを受ける側が意識することや、パスに対するディフェンスのやり方についてまで、パスを起点に多くのバスケテクニック、考え方が掲載されています。

シュート、ドリブルとは異なり、パスは相手がいて初めて成立するプレーです。
受けての意図を読み取って欲しいタイミングで、欲しい場所に出させるパスが理想的です。

そのためには「気配り」「目配り」「心配り」が大事。
流れるようなフローを作り出すことがパスワークの目的となります。

自らのプレーの糧にするもよし、育成として選手に教えるもよし。
パススキル本としては唯一無二の存在なので、一冊持っておいて損はないでしょう。

著:中川直之
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突破のドリブルテクニック25 コニー 著

バスケYouTuberとして「コニーのドリブルスクール」を運営している、コニーさんによるドリブルテクニックに特化した教本。

コニーさんは、高さで劣るならばドリブルテクニックを鍛えようというマインドを持っています。
身長という変えられない「才能」ではなく、かえられる「努力」に目を向けましょうと語っています。

特に日本人は世界に比べて、身長が低い傾向にあるのでこの考えや、ドリブルスキルを磨くことについては向いていますよね。
NBAやBリーグでも、小さい選手が大きい選手を翻弄し抜き去るシーンを見ると心躍りますよね。
バスケプレーヤーであればそんなプレーに憧れるでしょう、私もです。

コニーさんのYouTubeでもたくさんのかっこいいスキルが紹介されていて、どうやってやるかを教えてほしい、と思いますがやはり始めは基礎から。

本書はドリブルの基本テクニックから学ぶことができます。
つまづきポイントと改善方法」が掲載されているので間違ったやり方にならないようにすることができます。
QRコードで動画も確認できるので、本で伝えきれないイメージも確認することができます。

基本の次には、相手を抜くテクニック。
ここが本書のメイン、相手を抜くためのポイントが解説されております。

かっこいいですが習得するのは難しそうです。
本書を読み、動画でイメージを膨らませ、実際に練習を何度も重ねるべきですね。

守るドリブルテクニックも紹介されていますので、試合で使えるテクニックは一通りそろいます。

バスケスキル本でもドリブルに特化した本は珍しいので、手に取ってみてはどうでしょうか。
読んだだけでは上達しないので、実践あるのみですね。

バスケットボール解析図鑑 佐藤賢次/小谷究 著

川崎ブレイブサンダース現役HCの佐藤賢次氏と、バスケの研究者として多くの書籍を出版している小谷究氏によるバスケ本。

タイトルの「解析図鑑」という通り、図鑑のように一つ一つの技術をイラストを使用して解説しています。

バスケで使用するテクニックを「ドリブル」「パス」「ショット」の3つに分類。

それ以外にもバスケで使用するテクニックはありますが、大きな割合を占めるこの3つに特化して解説しています。

それぞれのプレーは『バスケットボール用語事典』に掲載されているテクニックを中心に紹介。

なかには、無意識に行っているプレーでもこうゆう名前がついているんだ、というような気付きや、論理的に言語化されるとこうゆうことなんだ、ということが理解できます。

基本的な考え方と、それぞれのテクニックが50以上紹介されています。

それこそ「図鑑」的な要素がありますので、各テクニックについて深く追及されてはいませんので、詳しく知りたい場合は個別に調べて行く必要がありそうです。

かなり基本的なテクニックから解説されていますので、これからバスケを始める子供の保護者の方や、初心者・初級者を指導する方に特に役に立つでしょう。

バスケットボール 勝利につながる体づくり 川崎ブレイブサンダース監修

Bリーグ・川崎ブレイブサンダースが監修する、バスケットボールにおけるコンディショニングについて考える本。

他の本とは異なり、スキル・技術に関しての紹介は一切ありません
その前にある土台をどのように築いていくか。
身に付けたスキルを最大限に活かすにはどうしたらよいか、が紹介されています。

プロバスケットチーム監修とあるだけありコンディショニングについての紹介が盛沢山で、他の本では知りえない知識が習得できます。

  • 怪我をしない身体の作り方
  • バスケに必要な筋肉の鍛え方
  • バスケに必要なスキルを身に付けるための基礎トレーニングのやり方
  • 食事のとり方
  • 疲れを残さないための回復の方法

どちらかというと、育成年代を指導する立場の人が知っておくと役立つ本かと思いますが、プレーヤーが知っておくべきこともたくさん紹介されています。
トッププレイヤーを目指す選手・指導者は一読しておくことをお勧めします。

バスケットボールの新しい教科書 実戦力が高まる「オフェンスルール」 磯ヶ谷光明 著

磯ヶ谷光明(ミツアキ)さんは、YouTubeチャンネル「mituakiTV」を運営している方で、かつては個人でバスケ系YouTuberとして活躍していました。

今は会社を立ち上げバスケクリニックやスクールを行っています。
また、バスケウェアのブランド「Esplendor」の展開も行っています。

そんなミツアキさんによるバスケスキル本です。
「オフェンスルール」ということで、シュート、ドリブル、1対1のテクニックが紹介されています。
テクニックだけでなく、うまくなるためのマインドについても紹介されており、ミツアキさんの今までの経験が活かされているなという感じがします。

 図、イラスト、写真と文字がバランスよく構成されており読みやすくわかりやすいです。
一部にはQRコードもついていて、動画にリンクしイメージをつかむこともできます。

いつの間にか「差」がつく!バスケットボール自主練習ドリル 磯ケ谷光明著

磯ヶ谷光明(ミツアキ)さんによる本の第2弾。

今回は、「自主練習ドリル」ということで個人や2人でできるような練習方法がたくさん紹介されています。
コロナ禍で思うようにチーム練習ができない時のニーズに応えた本ですね。

バスケはチームスポーツですが、個人の要素も大きいスポーツと言えます。
個々の能力があり、チームとしての力も上がります。

ハンドリング、ドリブル、シュートなどの練習方法が、QRコードから動画で確認できるように紹介されています。

  • ゴールが使える場合
  • ゴールが使えない場合
  • ドリブルができる場合
  • 家のなかでしかできない場合

上記のシチュエーション別の練習方法がまとめられているので、紹介されているメニューのどれをやったらよいかを迷うことがありません。

コロナによる行動制限はなくなりつつありますが、個人による自主練習の重要性は変わらないでしょうね。

バスケットボールが科学で強くなる! 小谷究/柏倉秀徳 著

バスケを科学的な視点から、理論的に分析した結果に基づき開設された本です。
かなり他のスキル本と毛色は異なり、各種の研究結果などから引用されているので難しく感じる点も多々あります。

近年では戦術にもデータ分析が採用されていますので、戦術を練ったり、チームを指導したりするにも科学的に分析することが必要になります。
本書では、様々な実験結果から導き出された一つの解を紹介し、これをプレーや指導に活かすことを目的にしています。

シュートやディフェンス、戦術に関する研究結果からメンタルや指導法まで、幅広い分野の研究結果が紹介されています。
内容は少し難しですが、思い込んでいた内容が理論的には異なっているなどの発見があり、面白いです。

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まとめ

今回は、おススメのバスケ本のなかでも特に技術・スキルに関する本の一部を紹介させていただきました。

バスケの技術と一口に言ってもドリブル、パス、シュートという個人スキルから、チームの連携スキルなどがあり奥が深いです。

他にもバスケスキル本を紹介しています。

他にもバスケに関する書籍を紹介しています。


バスケスキルを上げるには、上手い人のプレーを見ることも大事です。
バスケと言えばNBAですが、国内にもBリーグがありますので実際に足を運んで観戦することもお勧めです。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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